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唐津っ子の産土神(うぶすながみ)である唐津神社の秋祭りは古くから行われ、文政2年(1819)に刀町の石崎嘉兵衛が同志の大木小助らと赤獅子を作り奉納、それから明治9年までの57年間に15ケ町から曳山が次々と奉納されました。(うち紺屋町の黒獅子は明治中頃破損)これらの貴重な町人文化の遺産は、先人たちの心意気によって今日まで守り継がれてきました。
唐津神祭は例年11月2日の宵ヤマに始まり、3日の文化の日を中心に4日まで3日間、曳山は笛、鐘、太鼓の三つの囃子にのって勇壮豪快に町人の祭りとして旧城下町を曳き廻されます。
曳山は「漆の一閑張」という工法で作られ、木型の上に和紙を数百枚重ね、金銀を施して仕上げられています。 各町が工夫をこらした曳山は、優れた民族文化財として昭和33(1958)年1月に佐賀県重要有形民俗文化財に指定され、昭和55(1980)年1月には「唐津くんちの曳山行事」が国の重要無形民俗文化財として指定を受け、さらには平成28(2016)年には「唐津くんちの曳山行事」を含む「山・鉾・屋台行事」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。唐津っ子の意気込みは益々盛んとなっています。
唐津ロータリークラブのバナーの図案は最も古い一番曳山「赤獅子」を図案化して作成されたものです。この図案をデザインされたのは、福岡を中心に活躍された西島伊三雄氏です。
グラフィックデザイナー、童画家。元二科展会員、のちに日本宣伝美術会会員。福岡県福岡市博多区出身。福岡市営地下鉄の駅のシンボルマークや博多座のロゴマークをはじめ、壁画やモニュメント、そしてインスタントラーメン「うまかっちゃん」のパッケージデザイン、井上陽水「能古島の片想い / 太陽の町」のCDジャケットデザイン等のデザイナーとして活躍した。
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